一生に一度の結婚式。今までで一番素敵な自分になりたいのはすべての花嫁様共通の思いではないでしょうか。

今回はそんな花嫁様を素敵に演出するメイクについて書いていきたいと思います。

ブライダルメイクの注意点

まず、ブライダルメイクの基本として意識していきたいことから話しします。メイクって皆様毎日ご自身でされますよね?

しっかりメイク、ナチュラルメイク好みは色々あるかと思いますが、結婚式のためのメイクというのは普段のメイクとはちょっと違います。

結婚式にはご自身の両親・親戚・友人・会社の方、また新郎様の親戚やお仕事関係の方など、幅広い年齢層の様々な方がお見えになると思います。

また、結婚式・披露宴では記念に残るお写真をたくさん撮ると思います。そして、ウェディングドレスというのは普段着とは違いとても華やかです。

以上の点を踏まえて、結婚式のメイクは以下のことに注意しましょう!

1・流行りのメイクは避け、誰が見ても好感が持てる上品なメイクが基本

先にも記載した通り結婚式には様々な方がいらっしゃいます。

皆様から見て美しい花嫁になるためには、どんな方からも好感を持たれる上品なメイクがオススメです。

また、現在の流行りに流されたメイクは10年後結婚式の写真を見返した際に古い印象を受けるでしょう。

たとえば、極端に濃いチークや太すぎる(細すぎる)眉毛などです。結婚式では10年後も色あせない流行りに流されないメイクを心がけましょう。

2・薄すぎない・濃すぎないメイク

濃すぎないメイクアップウェディングドレスはとても華やかな衣装です。普段通りのナチュラルメイクでは顔の印象がドレスに負けてしまいます。

かといって、盛りすぎも禁物。花嫁に欠かせない清潔感が失われてしまいます。

ウェディングドレスに合わせた全体バランスがとれたメイクが理想ですね。メイクアシスタントの方にメイクしてもらう場合は予めドレスを状態で予行練習をするのもありだと思います。

3・写真写りを考えたメイク

写真撮影を意識したブライダルメイク

肉眼で見るメイクと写真に撮った時のメイクの写りは違います。粉物(アイシャドウ・チーク・アイブロウパウダーなど)は写真で色飛びしやすいです。

その為、眉毛はパウダーで陰影をつけつつアイブロウペンシルでもしっかり書くこと、アイメイクは細くインラインを入れるなどしてアイラインを引くこと、チークは色飛びしやすいので血色を補うためにも少し色味のあるリップカラーを選択することなどを気をつけるといいと思います。

結婚式のメイクの注意点はご理解いただけましたでしょうか。

上品で好感が持て写真写りが良く、10年後も色あせず、ウェディングドレスに負けないナチュラルメイクとは、具体的にどんなメイクをしたらいいのか、、、

ブライダルメイクはベース作りが重要

ベースメイクが大事

まず、最も重要なのがベース作り。美しくきめ細かな肌作りが花嫁の基本です。

その為にはしっかり保湿をすること。これがとても大切です。

水分をたっぷり含んだ肌は透明感が出てワントーン明るくなります。挙式に前日はパックをするなどしてしっかりセルフケアを行いましょう。

ファンデーションはしっかりカバーしたい部分はクリームタイプ、それ以外のところはリキッドタイプなど使い分けしましょう。

また、濃い色と明るい色のファンデーションを組み合わせて顔に立体感を出します。

赤ら顔には黄色の補正下地、透明感を出すには紫の補正下地、クマにはオレンジのコンシーラーを使用しましょう。

最後にしっかり白粉で押さえます。こうすることによって崩れにくくなります。ただしつけすぎるとツヤ感が失われてしまうので注意してください。

ポイントメイクはアピールポイントを決めること

メイクで強調する部分

さて、こうしてうるツヤな花嫁美肌が完成したら、次はポイントメイク。ポイントメイクの注意点はすべてを濃くしないこと。何を強調したいかを決めます。

たとえば、目を大きくぱっちり見せる為に濃い目のアイシャドウを使用した場合はチークとリップは控えめに。

赤いリップで唇を強調したら、アイメイクは控えめに。そうすることでケバくなりすぎず、自分の強調したい部分をしっかりアピールできます。

お色直しではいつもと違う自分にチャレンジ

お色直しではカラードレスや和装を着る方も多いのではないでしょうか。

衣装も変わるので、ここでメイクもイメージチェンジしましょう。

ウェディングドレスの時には色味を控えたアイメイクをする方が多いので、ここでは少しいつもと違う色物にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

ピンク系は腫れぼったくなりやすいので目尻だけなどポイントに、ブルー系は濃いとケバいので淡い色を。日本人の肌色にはグリーンが良く似合います。色物初挑戦の方はグリーンからチャレンジしてみるといいかもしれません。また、きらきら大粒のラメはスポットライトで輝いてとても綺麗なのでオススメです。

また、アイメイクは変更せず、リップを艶やかで華やかな色に変えるだけでもガラッとイメージチェンジできます。

ヘアメイクさんに嫌なことは必ず伝える

メイクさんに意思は必ず伝える

ヘアメイクさんに自分のイメージをしっかり伝えること、これはとても重要です。

しかし、どんなメイクをしたいかを具体的に伝えるのはヘアスタイルを伝えることよりなかなか難しいのではないでしょうか。

私の経験上も、ヘアの希望はしっかり決まっているが、メイクはどうしたらいいかわからないという花嫁様が多数いらっしゃいました。

相手は初対面のメイクさん、あなたのことをまだ何も知りません。ただ「おまかせします」は危険です。

これは嫌ということだけでもしっかり伝えましょう。たとえば、ピンクのアイシャドウは使いたくない、濃いリップは好きじゃないなど。

そうすることでへメイクさんもあなたの好みなどを理解でき提案しやすくなります。ヘアメイクのリハーサルは最高の本番を迎える為にあります。

遠慮せずやってみたいことを伝えましょう。結果的にそれがイメージと違ってもいいのです。それが違ったということがわかった事に意味があります。

一生に一回の結婚式に後悔しない為に、ヘアメイクさんには納得いくまでとことん付き合ってもらいましょう。

皆様の結婚式が最高に素敵なひと時になることを祈っております♡

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