いよいよ結婚が決まり、幸せな気持ちに浸りたいのに、同時にこうした焦りが押し寄せてきたという人は多いのではないでしょうか？しかし結婚式はダイエットを始める絶好のチャンスです。
「そろそろダイエットをしなければ」と思いながらダイエットを先延ばしにしていた人も、結婚式当日までに痩せて美しくなるという明確な目標があれば努力しやすいと思います。
とはいえ本当に結婚式までに痩せられるのか、どんなダイエット方法が効果的なのかなど、色々と不安がつきものですよね。
そこでここでは、ブライダルダイエットを成功させるために気をつけるポイントや、効果的なダイエット方法などについて詳しくお伝えします。
- ウェディングドレスのラインがキレイに見れる体づくりをしたい
- 絶対に結婚式をキレイだねって言われるような花嫁で挑みたい
- 効率よくすぐに結果ができるようなダイエット方法がある？
ここからの【もくじ】
ブライダルダイエットを失敗しないコツは？
ブライダルダイエットに焦りは禁物です。結婚式まで時間がないからといって、無理な食事制限をしたり、短期間に一気に体重を減らしてしまうと、ストレスが溜まってリバウンドしやすくなるだけでなく、栄養不足になり結婚式当日の肌荒れなどの原因なってしまいます。
栄養が足りなくなれば、肌がボロボロになったり髪がバサバサになるなど見た目の美しさを保てないばかりか、貧血で倒れてしまうことにもなりかねません。
そこで、ブライダルダイエットを失敗しないための3つのコツをご紹介しましょう。
ブライダルフェアやドレスショップで試着してイメージしておく
式場を決めるためにまずブライダルフェアに参加するという人が多いと思いますが、その際にぜひウェディングドレスの試着をしておきましょう。
実際にドレスを着てみれば、今の自分の体を嫌でも目の当たりにするため、改善しなければいけない部分に気づくことができます。
自分が着たいと思うドレスは、必ずしも自分に似合うドレスとは限りません。デザインによっては、むしろ太って見えてしまうドレスもあります。
色々なドレスを試着して、ぜひスタイルが良く見えるドレスを探してみましょう。ドレスが決まれば、体のどの部分を細くしたら良いかがわかり、早めにダイエットをスタートさせることができます。
ぜひたくさんドレスを試着して、理想のスタイルのイメージを膨らませましょう。
ウェディングドレスを着た時に見える部分だけ痩せれば良い
ブライダルダイエットを始める時に「結婚式までに○キロ痩せよう！」というように、体重を減らすことを目標にしてしまう人が多いと思いますが、これはあまりオススメできません。
ぜひ体重よりも見た目をスッキリさせることに重点を置きましょう。
普段はお腹がポッコリと出ていたり、足が太いのは嫌ですが、ドレスを着てしまえばほとんど隠れてしまいます。
大半のウェディングドレスは、上半身しか露出しません。
ですからブライダルダイエットは、上半身に重点を置いた部分痩せを基本に考えて、余裕があったら下半身痩せもするというように優先順位をつけると良いでしょう。
タプタプの二の腕やむっちりとしたぜい肉に覆われた背中、首やデコルテ周りについたぜい肉、二重顎など、ドレスから露出して目立つ部分はこんなにたくさんあります。
たとえ体重が減っても、これらの部分が痩せなければ見た目の印象は太ったままになってしまいます。まずは目立つ上半身のダイエットを意識して行いましょう。
背中を集中的に予算をかけずにシェイプップさせるなら下記の記事が参考になります。
→結婚式までに！背中が痩せたい人のストレッチダイエットのおすすめ
ブライダルダイエットは結婚式の1ヶ月前に終える
結婚式の会場を予約して、式の日取りが決まるのは、半年ほど前が一般的なようです。
体重を何キロ以上減らしたいかによって、ダイエットに必要な期間が変わりますが、一般的に健康的に痩せてリバウンドしにくいのは、1ヶ月あたり1キロから2キロくらいと言われています。
もし結婚式まで3ヶ月しかないのに体重は10キロ以上痩せたいと思っても、ちょっと無理があります。10キロ以上痩せたい場合は、半年以上の期間をかけてゆっくり痩せることをオススメします。
ドレスを採寸してから痩せると、サイズが合わなくなってしまいますし、直前までダイエットを続けることによって体調を崩してしまう可能性もあります。
結婚式の1ヶ月前までにダイエットを終えられるように、結婚が決まった時点からダイエットを始めておくと焦らずにすむでしょう。
ブライダルダイエットにオススメの方法！
結婚式までにどのくらい痩せたいかによっても変わりますが、ブライダルダイエットにはさまざまな方法があります。
「ある程度お金をかけてもいいから効果を実感したい」という人と、「多少努力が必要になってもあまりお金をかけずに痩せたい」という人がいると思います。
お金をかけるブライダルダイエット
①部位集中コースの「ブライダルエステ」
高額なイメージのあるエステですが「結婚式は一生に一度のことだから多少費用がかかっても美しくなりたい」ということで、ブライダルエステを受ける花嫁の割合は高いです。
ブライダルエステには痩身コースがあり、エステティシャンのハンドマッサージやマシーンを使って脂肪を燃焼させるケアなどが行われます。
自己流のダイエットでは、体重は落とせても引き締めたい部分の脂肪がなかなか落ちてくれないということがよくあります。
その点エステサロンでは、気になる部分を集中的にケアするため、短期間でも引き締め効果を実感しやすいのです。
ブライダルエステで特に人気が高いのは、ウェディングドレスを着た時に露出する二の腕や背中、デコルテや首など上半身の部分痩せです。
二の腕や背中など気になる部分を徹底的にシェイプアップできるブライダルエステを紹介しています。
→二の腕や背中痩せを徹底的におすすめのブライダルエステで実践する！
②筋肉をつけて健康的に痩せる「ダイエットジム」
エステ同様にブライダルダイエットで人気が高いのがジムに通って行う筋トレです。
筋肉を鍛えて引き締めるため、基礎代謝が上がり、太りやすい体質を改善することもできます。
ここ数年はトレーナーが一対一で指導してくれるパーソナルトレーニングのジムも増えているため、他人の目を気にすることなく、トレーニングに集中できます。
トレーニングだけでなく、太りにくい食事の仕方などを指導してくれるため、短期間で結果を出すことができます。
ブライダルダイエットのコースがあるジムでは、結婚式やドレスに詳しいトレーナーの指導を受けながら、二の腕や背中など上半身を集中的に引き締めることもできます。
③体内洗浄をする「ダイエットサプリメント」
結婚式までになんとしても痩せたいという花嫁さんの多くが利用しているのが、ダイエットサプリです。
運動や食事制限をせずに楽して痩せられるイメージがあるため、つい頼ってしまうという人も多いことでしょう。
しかしダイエットサプリは、事前にメリットとデメリットをきちんと理解した上で使用しなくてはいけません。
ダイエットサプリのメリットを挙げると、普段の食生活にプラスして飲むだけでダイエットができるという手軽さではないでしょうか。
サプリメントにはダイエットに効果のある成分以外にも、美容成分が入っているため、足りない栄養素の補給にもなります。
ですからダイエットサプリを試す場合は、結婚式までたっぷり時間がある時にしましょう。サプリメントだけに頼らず、運動もきちんと行うことで効果を実感しやすくなります。
あまりお金をかけないブライダルダイエットの方法
①自主的に取り組む「日々の運動」
一般的にダイエット効果が高いと言われているのは、有酸素運動です。
有酸素運動とは、呼吸をして酸素を体に取り込み、脂肪や糖質をエネルギーに変えていく運動です。
運動を始めてエネルギーに変わるまでおよそ15分かかるため、最低でも20分以上続ける必要があると言われています。
ですから激しい運動ではなく、長時間じっくりと体を動かせるウォーキングなどの軽い運動がおススメです。また体重が減っても、二の腕や背中のぜい肉がなかなか落ちてくれないというケースがあると思います。
そうした場合、引き締めたい部分の筋肉を鍛えるのが有効です。
筋肉を鍛えることでたるみが解消され、溜まった脂肪が燃焼しやすくなります。
ただし筋トレは部分痩せには効果的ですが、体重を減らしたい場合には向きません。体重を減らしながら美しく痩せるには、有酸素運動と筋トレの両方を継続的に行うことが必要となります。
筋肉が付けば見た目が変わる！道具を使った簡単な筋トレで背中のぜい肉を落とす方法
ブライダルエステに通っていたり、ダイエットサプリを飲んでいる場合でも、適度な運動をすることによってさらにダイエット効果を高めることができます。
②栄養バランスを考えた「食事」
ブライダルダイエットの場合、食べる量を減らすだけの食事制限はやめた方が良いです。
結婚式当日に主役が体調を崩して欠席、なんてことはありえませんので、あくまで健康的に痩せることが大切です。
1日の摂取カロリーを抑えつつも、栄養バランスのとれた食事を心がけなくてはいけません。
とはいえ結婚式の前は何かと忙しく、毎日バランスの取れた料理を作るのは、なかなか難しいという人も多いと思います。
カロリーさえオーバーしていなければ1日3食きちんと食べる方が、食べる量を減らすよりもダイエットの近道になります。
同じものを食べていても、食べる順番や時間を工夫するだけで太りにくくすることも可能です。正しい食生活のコツを学んで、食べながらしっかり痩せるダイエットを行いましょう。
ブライダルダイエットの効果をさらに高める方法
体重の変化を毎日記録する
ダイエットの基本は、まず今の自分を知ることです。毎日体重を測ることで痩せようという意識が高くなります。
ダイエット用のアプリを使って毎日の体重を記録すると、自動的にグラフを作成してくれます。
グラフにすることで効果が目に見えるようになりますので、結婚式に向けてモチベーションを保ちやすくなります。
ちょっと食べ過ぎて体重が増えてしまったらその分多く運動をする、など細かく調整をすることができますので、リバウンドもしにくくなります。
ダイエットアプリは結構たくさんあるため、下記のサイトでどんな機能があるかなどをチェックして気になるアプリをインストールするほうが良いかと思います。
ワンサイズ小さいドレスを選ぶ
ダイエットをする上で、ある程度のハードルは必要です。ハードルを上げて自分を追い込むことによって、目標を達成しやすくなります。
ウェディングドレスを決める時に、何号サイズを着られるかというのは、女性にとって意外に重要な問題ですよね。
「普段は11号だけど痩せて9号サイズを着られるようになりたい」というのが密かな女心だと思います。
結婚式までの期間が十分ある場合に限りますが、あえてワンサイズ小さめのドレスを選ぶことで、「結婚式までにあの9号のドレスを着られるようになる！」という明確な目標ができるため、ダイエットを頑張る励みになります。
ダイエットを頑張れる！少しでも美しく魅せたいウェディングドレスの種類！
新郎と仲良くする
結婚式の前は、引き出物や席順など色々と決めなければならないことが多いため、旦那様になる彼が優柔不断だったり他人任せだったりすると、ついケンカをしてしまうという人が多いと思います。
しかし精神的なストレスはダイエットにとって大敵です。精神的ストレスを感じると、女性ホルモンの働きが悪くなりますので、肌荒れを引き起こす可能性があります。
ドカ食いをしてリバウンドしてしまった、なんていうことにもなりかねません。一方、恋をしてときめくと、脳からはドーパミンという物質がたくさん分泌されます。
ドーパミンは、脳内ホルモンの1つで快感を得た時や前向きでやる気に満ち溢れている時に多く分泌されます。このドーパミンがたくさん出ている状態の時には、お腹が空いたと感じにくいのです。
ケンカをして気分が落ち込むと、ドーパミンの分泌も止まってしまいますので、ぜひ意識的に彼と仲良くしてみましょう。彼が太り気味だったら、一緒にブライダルダイエットに励んでも良いかもしれません。
オススメのブライダルダイエットブログ
「ブライダルダイエットをして○キロやせました」という風に、ダイエット記録をブログに書いてアップしている花嫁さんは結構たくさんいます。
ブログには、さまざまダイエット法が書いてありますので、こうした先輩花嫁たちの体験談を利用しない手はありません。ここで、ブライダルダイエットを始める前に読んでおくと参考になりそうなオススメのダイエットブログをいくつかご紹介しましょう。
10キロ痩せた花嫁のダイエットブログ
MAX体重56キロから46キロまで、マイナス10キロのダイエットに成功し、13号だった体型が9号のウエディングドレスをを着れるようになるほどスリムになったというダイエット体験談が盛り込まれたブログです。
食事療法と運動を中心にしたダイエット方法が細かく書かれていますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか？
結婚式までに2ヶ月で5キロ痩せた！花嫁のガチダイエットブログ
こちらはブライダルエステやジムの効果を比較したり、食生活やサプリメントなど気になる情報が色々書かれているブログです。一度目を通しておくと参考になりそうです。
花嫁さん必見！結婚式までに２か月で−５kg痩せるために管理栄養士が実践した食事方法
管理栄養士のブロガーさんが実際に行った食事療法が詳しく書かれたブログです。これを読むだけでしっかりとプロの食事指導を受けることができますので、ダイエットを始める前にぜひ読んでおくと良いでしょう。
ブライダルダイエットのまとめ
ブライダルダイエットを成功させるためのポイントがお分かりいただけましたか？ここまでのポイントをまとめますと、
| ①着たいドレスのイメージを早めに決めて、見える部分だけ引き締め、結婚式の1ヶ月前までにダイエットを終わらせる |
| ②お金をかけられる人はエステやジムがオススメ。あまりお金をかけたくない人は適度な運動と正しい食生活で健康的に痩せる |
| ③ダイエットの効果を高めるには、体重の変化を把握する。小さめのドレスを着たり、新郎と仲良くすることも効果あり |
| ④先輩の花嫁さんがまとめたダイエットブログを見て参考にする |
以上のポイントを押さえれば、失敗せずにブライダルダイエットの効果を実感できるはずです。結婚式の当日に、最高に美しくなっている自分をイメージしながら、ぜひ楽しんでダイエットに励みましょう。
